ビットコイン(BTC)一段安で正念場続く:Vol.24 仮想通貨価格分析

仮想通貨市場は先週、軒並み下落を記録し一段安となりました。

代表格のビットコイン(BTC)は7日、3277.6ドルの年初来安値を付け悲観ムードが加速しました。

一方、週末の各主要通貨の相場は反発も目立ちました。

今週も反発か続落か、正念場が続きそうです。

ビットコイン(BTC

ビットコイン(BTC)の対ドル相場は先週、13日移動平均線がレジスタンスとなり、同水準に沿って下落。7日終値(3460ドル)は移動平均線からの乖離率を-14%まで広げました(第1図)。

一方、相場は週末に反発をみせ、現在は乖離率を-4.7%まで縮めています。

【第1図:BTC対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】


出所:Trading ViewのBTC/USDチャートより作成

一目均衡表では、遅行線と均衡表が逆転しています(遅行線の実体線下抜け、転換線の基準線下抜け)(第2図)。

週末には転換線上抜けを試す動きも確認されましたが、こちらは失敗に終わり、本日は3600ドル台で揉み合っているようです。

この先、反転上昇となれば、一目均衡表転換線(3823.7ドル)、13日移動平均線(3885.8ドル)、21日移動平均線(4014.6ドル)などが上値目途としてあります。

続落の場合、心理的節目となる3500ドルや7日安値(3460ドル)などが下値目途となります。

【第2図:BTC対ドルチャート(一目均衡表)】


出所:Trading ViewのBTC/USDチャートより作成

リップル(XRP

リップル(XRP)の対ドル相場は、先週の下落で11月25日安値(0.329ドル)を起点とするサポートラインを割り込みました。

7日終値(0.305ドル)の移動平均線からの乖離率は-17.3%まで広がり、RSIも売られ過ぎ水準となる27%を記録しました(第3図)。

週末には相場は反発に転じたものの、本日は続伸とはなっておらず、節目となる0.32ドル目前で揉み合っています。

【第3図:XRP対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】


出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

一目均衡表では、遅行線と均衡表が逆転しています(第4図)。

この先は、一目均衡表転換線(0.339ドル)、節目となる0.34ドル、13日移動平均線(0.345ドル)などが上値目途としてあります。

続落の場合、節目となる0.3ドルや7日やすね(0.292ドル)が下値目途となりそうです。

【第4図:XRP対ドルチャート(一目均衡表)】


出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

イーサリアム(ETH

イーサリアム(ETH)の対ドル相場は、先週6日に心理的節目となる100ドルを昨年5月ぶりに割り込み、7日には83ドルまで安値を広げました。

一方、7日からは相場は横ばいとなっており、一旦は90ドル台が落ち着きどころとなっている格好です。

相場の移動平均線からの乖離率は依然-12.9と高い水準にあり、RSIも27%で推移しています(第5図)。

【第5図:ETH対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】


出所:Trading ViewのETH/USDチャートより作成

一目均衡表では、遅行線と均衡表が逆転しています(第6図)。

当面は、一目均衡表転換線(102ドル)が上値目途となりそうです。同水準の上抜けに成功すれば、13日移動平均線(106.5ドル)や21日移動平均線(112.5ドル)などが上値目途としてあります。

下値目途としては、節目となる90ドルや7日安値(83ドル)があります。

【第6図:ETH対ドルチャート(一目均衡表)】


出所:Trading ViewのETH/USDチャートより作成

ビットコインキャッシュ(BCH

ビットコインキャッシュ(BCH)の対ドル相場は、3日から6日間連続で陰線が付き、7日には節目となる100ドルを一時割り込みました。

8日には、RSIがコインベースでは過去最低水準となる18.9%を記録しましたが、相場は反発せず、7日からは横ばいとなっています(第7図)。

相場の移動平均線からの乖離率も-38.4%と大幅に下方乖離しています。

【第7図:BCH対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】


出所:Trading ViewのBCH/USDチャートより作成

一目均衡表では、遅行線と均衡表が逆転しています(第8図)。

相場の転換線(136ドル)からの乖離率も-25.5%と他通貨と比較しても一段と広く下方に乖離しております。

当面の上値目途は一目均衡表転換線(136ドル)となりそうです。

続落となれば、節目となる90ドルや80ドルしか下値目途がない状況となっており、足元の100ドル周辺で底を形成できるか注目となります。

【第8図:BCH対ドルチャート(一目均衡表)】


出所:Trading ViewのBCH/USDチャートより作成

ライトコイン(LTC

ライトコイン(LTC)の対ドル相場は、先週6日に11月25日安値(27.7ドル)を起点とするサポートラインを割り込み、翌7日には22.5ドルまで安値を広げました。

相場は9日、節目となる25ドル付近で反発しましたが、本日は26ドル付近で反落となっています。

足元、相場の移動平均線からの乖離率は-18.4%で、RSIは29%と両者とも売られ過ぎ水準で推移しています(第9図)。

【第9図:LTC対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】


出所:Trading ViewのLTC/USDチャートより作成

一目均衡表では、遅行線と均衡表が逆転しています(第10図)。

今週は、24〜25ドル周辺をサポートとし下げ止まるか注目されます。

また、足元、13日移動平均線(30.04ドル)が下方から21日移動平均線(30.8ドル)に接近しており、ゴールデンクロス示現となるか今週は注目されます。

【第10図:LTC対ドルチャート(一目均衡表)】


出所:Trading ViewのLTC/USDチャートより作成

イーサリアムクラシック(ETC

イーサリアムクラシック(ETC)の対ドル相場は、3日に13日移動平均線を割り込み、6日まで続落となりました(第11図)。

この間に、節目となる4.5ドルと4ドルを割り込み、7日の反発の前には3.3ドルまで安値を広げました。

7日、8日共に高値は21日移動平均線を超える水準につけましたが、終値は節目となる4ドル上抜けに失敗しており、本日は4ドル周辺で反落となっています。

【第11図:ETC対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】


出所:Trading ViewのETC/USDチャートより作成

一目均衡表では、遅行線と均衡表が逆転しています(第12図)。

今週は、節目となる4ドルを上抜けできるか否か注目され、上抜けとなれば一目均衡表転換線(4.35ドル)や13日移動平均線(4.38ドル)さらには節目の4.5ドルなどが上値目途としてあります。

4ドルから下落の場合は、節目となる3.5ドルや7日安値(3.3ドル)が下値目途としてあります。

【第12図:ETC対ドルチャート(一目均衡表)】


出所:Trading ViewのETC/USDチャートより作成

サマリー

週末に反発が確認された通貨が目立ちますが、週明けの本日はいずれの通貨の相場も下落に転じており、全体的に相場の弱気さが伺えます。

先週も指摘した通り、このまま相場が方向感を失いレンジ相場に入れば、再び続落の可能性が懸念されます。

トレンドは、明確な終焉を迎えるまで効力を持つと言われるため、①トレンドラインのブレイクアウト、②出来高の増加、③反転パターンの出現などを常に意識することも推奨されます。

【前回までの仮想通貨価格分析】
BTCはレンジ再突入で懸念再燃?ETCは反発後続伸!:Vol.23仮想通貨価格分析
BTC一時4000ドル割れ、仮想通貨暴落はいつ終わる?:Vol.22仮想通貨価格分析
混乱が尾を引くビットコイン相場、反発している銘柄は?:Vol.21仮想通貨価格分析

 

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