DAppsゲーム一覧:仮想通貨の報酬がゲームで得られる?

FinAltでも以前ご紹介したDAppsですが、今回はそのなかでもゲームとして開発されたDAppsに焦点を当てました。

原則ネットゲームは基本プレイが無料で課金して楽しむこともできる仕組みが大半を占めますが、DApps(ダップス)ゲームはプレイに必ず仮想通貨(主にイーサリアム)が必要な有料ゲームです。

ただし、一般的なゲームと違いバトルの勝利報酬やキャラのトレードなど、ゲーム内で仮想通貨を得る手段が用意されているため、ゲーム開始時の先行投資分を回収して実利が見込めるというメリットもあります。

DAppsゲーム人口は非常に少なく、ゲームプレイの巧拙よりいかに先行でプレイして手持ちのアイテム等をトレードできるかによって収益が決まる傾向が強くなっています。

DAppsとは

そもそもDAppsとは分散型アプリケーションの略で、分散型管理である以外は通常のアプリとほぼ変わりありません。

DAppsの4つの特徴
  • ブロックチェーン
  • 分散型管理(特定の管理者不在)
  • オープンソース
  • 独自トークン

DAppsはブロックチェーンベースで動作し、特定の管理者を設けずに自律動作するアプリです。DAppsでは独自のトークンが発行されており、アプリ利用の際にトークンを使用するほか、分散管理を担う者にトークンが報酬として与えられる仕組みです。

代表的なDAppsの例として一番著名なのはビットコインです。ほかにも今回紹介するゲームや分散型取引所などに応用が図られています。

DAppsの定義に関しては、DAppsに投資するベンチャーキャピタルファンドのCEO、David Johnston氏の定義が有名です。

DAppsゲームを利用する前にやっておきたいこと

大半のDAppsゲームはイーサリアムのプラットホームで動きます。ゲームプレイにはイーサリアムが必須なのでウォレットを用意しましょう。そしてインターネットを利用するため、プレイ環境に適合するWebブラウザを搭載した端末も必要になります。

用意すべきもの

  • ゲームプレイ用の端末
  • イーサリアム
  • ブラウザ連動のイーサリアムウォレット

まず、ゲームプレイの前提として、DAppsゲームがプレイできるWebブラウザをインストールしたPCやスマホが必要です。ゲームプレイに必要なイーサリアムは国内外の取引所に口座を開設して購入することができます。

イーサリアムのウォレットは何でもよいわけではありません。DApps非対応のウォレットではプレイ不可なので、ブラウザ連動型のウォレットをプレイ用端末に直接インストールします。有名なウォレットとしてはMetamask(メタマスク)があります。

DAppsゲームの一覧

次に、DAppsゲームをジャンルごとに分類してご紹介します。王道の育成/バトル系ゲームから、ブロックチェーンを利用したDAppsゲームらしい収集系、仮想通貨の投資性に着目する方に馴染みやすいシミュレーション系、スマホゲームでよくあるカードゲームや放置系ゲームなどがあります。

育成・バトル系DAppsゲーム

Etheremon(イーサエモン)

「イーサエモン」は世界的に有名なモンスターゲームによく似たモンスター育成/バトルゲームです。入れ替わりの激しいDAppsゲームのなかでも、長期にわたってアクティブユーザー数が一定数いるDAppsで1番人気のゲームです。日本語対応のほか、キャラデザインも某有名ゲームと似ており、その可否はともかく馴染みやすいゲームといえます。

ゲームシステムとしては「モンスターの育成」「プレイヤー同士の対戦」「モンスターの捕獲・トレード」の3つがあります。バトル勝利でゲーム内トークンを稼いだり、人気モンスターを育成して売却もできます。

Crypto-Oink(くりぷ豚)

「くりぷ豚」は日本初(https://ceres-inc.jp/news/detail/20180920/)のDAppsゲームです。PCだけでなくスマホにも対応(Android)しており、3Dグラフィックのかわいい豚たちを愛でることができます。

イーサリアムでかわいいトン(豚)を購入し、育成・配合して新しいトンを迎えたり、手持ちのトンを売却することもできます。各々のトンにはそれぞれ色や模様があり、飾りがついているトンもいます。

HyperDragons(ハイパードラゴンズ)

かわいいドラゴンを集めたり、他のプレイヤーとのバトルを楽しむゲームです。ゲーム要素としては「ドラゴン収集・育成」「アリーナバトル」「街の育成・資産採掘」があります。育成したドラゴンを売却したり、バトルの勝利報酬を得ることで、イーサリアムが得られるチャンスがあります。

アリーナの参加費は無料ですが、一度に32人までしか参加できないため、アリーナの舞台に上がるまでがメインの戦いといえなくもありません。

EtherBots(イーサボッツ)

メカ好きをターゲットとしたバトルゲームが「EtherBots」です。自分好みのパーツを選んでオリジナルのロボットを製作し、プレイヤー同士で戦うゲームです。ソロモードがあるので、投資対象ではなくメカもののDAppsゲームをプレイしてみたいという方におすすめです。

収集系DAppsゲーム

CryptoKitties(クリプトキティ)

「クリプトキティ」はかつて1,000万円の取引があったことで世界的な知名度を得たタイトルです。このDAppsは静止画のネコのイラストを購入して「交配」し、新しいネコのイラストを収集・売却するだけのアプリです。また、交配で得られるネコがランダムのため交配結果が決まっているわけではなく、それにより希少性が生まれます。キャラデザインは外国風で、交配を繰り返してネコの姿かたちではなくなっているキティもいます。DAppsゲームのブームの火付け役となったタイトルで、流動性やアクティブユーザー数は今でも世界有数の人気アプリです。

0xUniverse(ゼロエックスユニバース)

宇宙船で宇宙を探索して惑星を発見・所有し、富を増やすことを目的とするゲームです。日本語対応しているのでゲームの世界にすぐに入り込めるメリットがあり、レアな惑星を見つけることで他種族のストーリーが楽しめる物語性も持っています。自分が発見・開拓した惑星をオークションにかけ収益を得ることもできるでしょう。

Blockchain Cuties(ブロックチェーンキューティーズ)

かわいらしい「キューティー」と呼ばれるキャラクターをコレクションしたり、キューティーを冒険に出したりしてバトルができるゲームです。バトルに勝利すると報酬がもらえるチャンスがあります。2匹を交配して新しいキューティーを得ることや、手持ちのキューティーの売却ができます。

Bitpet(ビットペット)

スクエアなウサギ型のキャラクターを収集・育成・繁殖させ、ミニレースに参加させて賞金を得ることもできる日本語対応のゲームです。リリース直後に人気を集めたことで知名度の高いDAppsゲームです。

ミニゲームがなければクリプトキティと同様、ただのキャラクター画像を購入しただけの感が強いアプリです。レース実装後はステータスが不利なビットペットは安値しかつかないといった不満も聞かれます。

カードゲーム系DAppsゲーム

Gods Unchained TCG(ゴッズ・アンチェインド)

将来的にeスポーツ化を目指しているDAppsのトレーディングカードゲームです。2018年10月20日現在はカードのプレセールス期間中で、β版のリリースがまもなく行われる予定になっています。有料の上位カードも販売されていますが、無料配布のノートレーダブル(交換不可)のカードセットで遊ぶことができます。現在はPCのみの対応ですが、将来的にモバイルやVR対応も予定されています。

トーナメントが2019年前半に開催予定で、10万ドル+カード売上の10%が賞金として用意されます。来年のトーナメント参加権はすでに完売済みですが、開催は毎年予定されているので、興味のある方は今から始めてゲームに習熟しておくのもよいのではないでしょうか。

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)

「アクシー」というオタマジャクシ型ペットの収集と育成、繁殖を行い、本格的な3×3バトルプレイができる日本語対応のDAppsゲームです。アクシーの見た目は魚や犬、鳥、ドラゴン型など個性豊かです。

先行の収集系ゲームと違い、ペットとして愛着を持ってつきあえるシステムを持つまともなゲームアプリです。「テラリウム」というユーザー専用の育成スペースがあり、テラリウムをアイテムで飾れるほか、エサや水浴びといったお世話ができます。育成したアクシーは有償で交配できるほか、マーケットプレイスで手持ちのアクシーの売却も可能です。

シミュレーション系DAppsゲーム

MegaCryptoPolis(メガクリプトポリス)

土地を取得して、所有地を開発し、地価や影響力が上がると実利が得られるというバーチャル不動産開発・投資ゲームです。自分の周辺の土地が売買されると売買代金の一部が還元されたり、施設の建設などで所有地の影響力ポイントを上げることで徴収できる税金が上がり収益が得られたりする仕組みとなっています。

ETH.TOWN(イーサタウン)

イーサタウンでは「クリプトタワー」の各フロアに開設されている各種のミニゲームを楽しめます。「ヒーロー」というリアルな人型のキャラクターを介して遊べるゲームもあります。

シミュレーションゲームの要素としてはフロア運営に携われる点です。各フロアの共同所有権の一部をオークションで取得して配当を得ることや、所有権を持つフロアが自分の入手価格より高額で入札されると実質的なリターンが得られるようになっています。

他のシミュレーションゲームと違い、純粋にゲームだけを楽しむこともできるDAppsゲームです。

Token Tycoon(トークンタイクーン)

戦闘バトルゲームの「EtherOnline」がハードフォークして、投資シミュレーションゲームに内容を変え、2018年10月20日現在β版が公開されているのが「Token Tycoon」です。

自分の街を開発して資産を増やすタイプのシミュレーションゲームで、売買可能な「マネージャー」を雇って街の市場価値を高め、得た収益は強化に当てることができます。低利で運営資金を調達できる銀行システムが存在し、特定の大富豪レベルになるとお金でビジネスに投資するチャンスも与えられます。

「富豪市場」にてゲーム内トークンやマネージャー、建物、人材の売買ができ、実利を得ることもできるようです。

ボードゲーム系DAppsゲーム

MLB crypto Baseball(MLBクリプトベースボール)

アメリカのMLB公認の野球ゲームです。各選手はトークンとなり売買も可能です。チーム別、ポジションごとに選手を配置して、他のゲームプレイヤーと対戦できます。選手1人のチーム編成でも対戦プレイは可能ですが、勝利報酬は編成人数により減額されます。

ゲームの選手のビジュアルはデフォルメしたアバター風で、歴代のMLB選手をコレクションすることもできます。

また、リアルのMLBとリンクもしていて、現在活躍中の選手の成績でゲーム内の選手のステータスが向上することもあったり、リアルの公式ゲームとのコラボイベントも開催されたりしています。ドジャーズスタジアムの2018年9月21日の公式試合の入場者先着4万名に、プレイアブルキャラが無料でプレゼントされています。

放置系DAppsゲーム

ChickenHunt(チキンハント)

チキンを狩って供える、STOCKというゲーム内の配当獲得権を持つことで報酬が得られるゲームです。

報酬源となるチキン狩りはアプリが自動で勝手にしてくれる放置ゲーですが、より多く・早くチキンを狩るための武器強化やペット購入の手段が用意されています。STOCKを持つとこういったアイテムが売れた場合に配当を得ることもできます。

プレイヤー「対戦」要素もあり、他プレイヤーからチキンを略奪して自分のものにできます。防衛ステータスを上げると相手から略奪されるチキンの被害を低減できます。

いかに防備を整えてチキンを奪えるかが報酬獲得のキモとなるでしょう。

まとめ

DAppsゲームはゲームアイテムなどがトークン化されており、売買によって収益を得ることもできます。現在ではDAppsの利用状況はまだまだ充分とは言えず、プレイの巧拙やゲーム攻略による報酬獲得は簡単ではありません。

データのトレードを目的としたDAppsゲームも多いなか、eスポーツ化を目指すカードゲームやリアルなエンターテインメントと連動した野球ゲームがリリースされるなど、DAppsのゲーム性に新しい展開も見られます。

潜在的なゲーム人口は多いと思われますが、プレイ開始にはイーサリアムとウォレットが必須なことや、プレイごとにガス(利用手数料)の支払いコストがかかることがゲーム好きな一般の人にとっては高いハードルになっていることが懸念されます。

しかし、DAppsの開発コミュニティ自体は注目されており、ブロックチェーンを活用するための実験的な段階を突破することでさらなるユーザー層の広がりも期待されます。

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