
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)のテクニカル分析はこちら。
ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュ(BCH)の対ドル相場は、9月27日に13日・21日・34日・55日移動平均線を上抜けしましたが、10月3日には55日移動平均線を割り込みました。その後、7日までは55日移動平均線を挟む値動きとなりましたが、8日に同移動平均線と13日移動平均線の上抜けに成功しました。
この間に、13日移動平均線が55日移動平均線の上抜け、21日移動平均線が34日移動平均線の上抜けに成功し、ゴールデンクロスを示現しております(第1図)。
【第1図:BCH対ドルチャート(13、21、34、55日移動平均線&RSI)】
出所:Bloombergより作成
一目均衡表では、遅行線の好転(遅行線の実体線上抜け)と均衡表の好転(転換線の基準線上抜け)を示現しており、8日には雲下限の上抜けにも成功しております(第2図)。
【第2図:BCH対ドルチャート(一目均衡表)】
出所:Bloombergより作成
ライトコイン(LTC)
9月27日に65.8ドルの高値を付けたライトコイン(LTC)の対ドル相場は、9月28日から10月3日までの間に56.3ドルまで安値を広げ、13日・21日・34日・55日移動平均線を割り込みました。
その後も上値の重い展開となりましたが、8日の相場は上昇に転じ、4本の移動平均線を上抜けし、終値(59.9ドル)を心理的節目となる60ドル付近に付けました(第3図)。
【第3図:LTC対ドルチャート(13、21、34、55日移動平均線&RSI)】
出所:Bloombergより作成
一目均衡表では、遅行線の好転と均衡表の好転を示現しており、8日には雲下限の上抜けにも成功しています(第4図)。
【第4図:LTC対ドルチャート(一目均衡表)】
出所:Bloombergより作成
イーサリアムクラシック(ETC)
イーサリアムクラシック(ETC)の対ドル相場は、10月3日に21日移動平均線を割り込み、その後は心理的節目となる10ドル付近で推移しております(第5図)。
他通貨と比較して鈍い値動きとなっていますが、同水準での狭い値動きは底値形成のパターンとも読み取れます。
【第5図:ETC対ドルチャート(13、21、34、55日移動平均線&RSI)】
出所:Bloombergより作成
一目均衡表では、均衡表の好転を示現しております。
【第6図:ETC対ドルチャート(一目均衡表)】
出所:Bloombergより作成
サマリー
先週は、上記3通貨とも上値の重い展開となりましたが、いずれも「底堅い」と言えそうです。
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)のテクニカル分析はこちらよりご覧いただけます。
前回までの「価格分析(BCH・LTC・ETC)」
「2018年10月1日 仮想通貨価格分析:ビットコインキャッシュ(BCH)・ライトコイン(LTC)・イーサリアムクラシック(ETC)」