2018年8月6日 仮想通貨価格分析:ビットコイン・イーサリアム・リップル

仮想通貨市場

仮想通貨市場時価総額は、7/30日まで3000億ドルの大台目前で推移しておりましたが、30日以降は下落基調となり直近1週間でおよそ15%吐き出しました(第1図)。

ビットコインが年初来安値を示現した6/29から見ると、相場は上下の値動きを繰り返しながらも徐々に回復基調に向かっているようにも見えます(第2図)。

時価総額第1位のビットコインは、先週47.32%〜48.75%と依然高いドミナンスで推移し、今週もそのパフォーマンスに注目が集まります(CoinMarketCap調べ)。

ビットコイン(BTC)

ビットコインの対ドル相場は、7/30まで終値が365日移動平均線の上で推移していましたが、翌31日には大陰線が生み出され、①365日移動平均線、②心理的節目となる8000ドル、③5/5高値(9948ドル)と6/29安値(5574ドル)を起点とするフィボナッチ・リトレースメント50%戻し(7861ドル)を一気に割り込みました(第3〜4図)。

8/4にはフィボナッチ・リトレースメント38.2%戻し(7369ドル)も割り込み、相場は足元心理的節目となる7000ドル周辺で推移しています。

この先相場が反発すれば、①90日移動平均線(7263ドル)、②30日移動平均線(7279ドル)、③フィボナッチ・リトレースメント38.2%戻し(7369ドル)が密集する7263ドル〜7369ドルが上値目途となりそうです。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムの対ドル相場は8/4、終値が6/29安値(404ドル)と7/8高値(495ドル)を起点とするレンジ相場を下方ブレイクしましたが、翌5日には反発、なんとか終値がレンジ相場内に戻りました(第5図)。

しかし、7/31には90日移動平均線が365日移動平均線を上から割り込む「デッドクロス」が現れている上に、次の上値目途ともなる30日移動平均線(450ドル)との間には未だ相応の幅があり今週も上値の思い展開が予想されます(第6図)。

7/29までは一目均衡表雲下限上抜けが視野に入っておりましたが、先週は7/30〜8/1の三日間に連続で陰線がついたことにより相場が一気に「悲観ムード」に転じたと言えるでしょう。

リップル(XRP)

リップルの対ドル相場は、8/3に安値が6/29安値(0.42ドル)と7/3高値(0.51ドル)を起点とするレンジ相場の下限に近づきましたが、下方ブレイクは死守した格好となりました(第7図)。

上値目途としては、30日移動平均線(0.45ドル)(第8図)がありますが、イーサリアム同様テクニカル的にはレンジ相場下限が未だ意識され、この先もレンジ内で方向感を欠く展開が見込まれます。

今週も相場が反発できるか否か引き続き正念場となりそうです。

サマリー

前回の「価格分析」では、XRPのパフォーマンスの低下を指摘しましたが、先週7/30〜8/1のETHの3日連続下落により、ETHのパフォーマンスがXRPのそれをおよそ2ヶ月ぶりに下回りました(第9図)。

一方のBTCは、引き続き高いパフォーマンスを維持しております。

この先は、BTCが7000ドル水準から反発できるか否かに市場全体のムード好転がかかっているとも言えそうです。

 

前回までの「価格分析」

2018年7月30日 価格分析:ビットコイン・イーサリアム・リップル

2018年7月23日 価格分析:ビットコイン・イーサリアム・リップル

2018年7月17日 価格分析:ビットコイン・イーサリアム・リップル

2018年7月9日 価格分析:ビットコイン・イーサリアム・リップル

価格分析:ビットコイン・イーサリアム・リップル

 

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