2018年7月9日 価格分析:ビットコイン・イーサリアム・リップル

仮想通貨市場

仮想通貨市場時価総額は、先週の時価総額上位複数通貨の年初来安値更新を機に相場が反発し、5月上旬から続いた下落基調を食い止めた形となっております。

直近1週間で相場は2520億ドルから2770億ドルまで上昇し(第1図参照)、ビットコインが年初来安値を更新した6/29からは18%相場が回復しました(第2図参照)。

一方で、ビットコインやイーサリアムなどの代表的通貨は、足元上下を繰り返す値動きをしており、依然「上昇トレンド転換」と判断するには時期尚早と言えそうです。

参考記事

Vol.7:FinAltウィークリーアップデート 仮想通貨市場動向を徹底解説

ビットコイン(BTC

ビットコインの対ドル相場は、先週6/30には終値ベースで5/6高値(9918ドル)と6/10高値(7630ドル)を結んだレジスタンスライン(下図黄線)を突破し、足元5/5高値(9948ドル)と6/29安値(5774ドル)を結んだフィボナッチ・リトレースメント23.6%戻し(6759ドル)付近で推移しております。

この先は、フィボナッチリ・トレースメント23.6%を上抜けし、7000ドル台(下図紫線)まで相場が戻るか注目されます。

イーサリアム(ETH

イーサリアム対ドル相場は、7/2に5/6高値(838ドル)と6/21高値(545ドル)を結んだレジスタンスライン(下図白線)を突破しました。その後、緩やかに相場が下落しましたが、7/8に再び反発し一時は491ドルの高値を記録しました。

現在は480ドル台で推移しており、心理的節目となる500ドル(下図緑線)が意識されます。

リップル

リップルの対ドル相場は、先週、上記2通貨と比べ上値が重い展開となっていましたが、本日(7/9現在)5/5高値(0.92ドル)と6/9高値(0.68ドル)を結んだレジスタンスライン(下図緑線)を突破しました。

しかし、0.5ドルの上値目途が意識される一方で、本稿執筆時点では相場が下方向に動いており、今年4月の安値ライン(先週更新された年初来安値)(下図赤線:0.45ドル)も再び意識されます。

サマリー

ビットコインに引き続き、時価総額第2位のイーサリアムもレジスタンスライン突破を示現し、出来高の低さから来る懸念は少しずつ払拭されつつあります。

しかし、上述したように、現在は「上昇トレンド転換」と言えるほど継続的な上昇の値動きはなく、引き続き安易な上値追いには注意を要するでしょう。

このような状況下でのトレンド転換には、起爆剤となるポジティブ材料が必要かと考えられます。

 

前回までの「価格分析」

価格分析:ビットコイン・イーサリアム・リップル

 

 

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