「拘束力」ある規制へ、FATFが今月検討:G20規制発表前の注目動向

FATF(Financial Action Task Force:金融活動作業部会)が6/24の定例総会にて、「拘束力」をもつ仮想通貨交換業社への規制の検討を開始することがロイターによって報じられております。

FATFは、マネーロンダリング防止とテロ資金対策に関する国際的な協調を推進する政府機関で、2015年には仮想通貨交換業の登録制度や本人確認制度などの導入に関するガイダンスを制作し関係各国に順守を求めていました。

しかし、FATFの政策には拘束力がなく、現時点では日本のみがそのガイドラインに則り国内仮想通貨交換業社の規制を行なっている形となっています。

ロイターによると、今月24日の定例総会で同ガイドラインのステータスを、「方針」から「基準」へとシフトすることが検討されるようで、遅くとも2019年には実現される可能性が高いそうです。

FATFの規制が「基準(スタンダード)」となると、規制に従う義務が出てくるので、35の加盟国と2つの地域組織の管轄区域では2017年の日本と同様の規制動向が見られることが考えられます。

また、もう一つ注目なのは、2015年に作成された規制ガイダンスが現在の市場で妥当性を有するかという議論もされる見通しで、規制の「強化」もしくは「緩和」も含め、変更が打診されるか注目を要します。

もっとも、極端な規制強化がない限り、仮想通貨交換業を巡る法的枠組みが国際的に確固たるものとなれば、長期的に市場の安定と成長に繋がることが予想されます。

7/21〜7/22には、20カ国・地域(G20)財務大臣・中央銀行総裁会議がアルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれる予定で、予てから注目されている国際的な仮想通貨規制の方向性が発表される見通しなので、FAFTはそれに先駆け規制を発表することになりそうです。

もっとも、FAFT創設の背景には、7カ国・地域(G7)財務大臣・中央銀行総裁会議があることから、G20の規制方針は今回のFAFT総会の決議を盛り込むことも予想されます。

今回の報道の情報源は、匿名の日本「政府関係者」となっている上に、FATFの公式ホームページでも24日の総会のアジェンダを確認することができないので、本当に仮想通貨に関する規制が議論されたかも含め、総会の結果は翌25日まで持ち越しとなりそうです(総会はフランス・パリで行われ、時差があるため)。

いずれにせよ、6月〜7月の国際的な仮想通貨規制動向には目が離せなくなりそうです。

 

関連記事

北米証券監督者協会による「クリプト一掃作戦」:萎縮するICO市場と正常化への期待

コンセンサス2018速報−2日目:仮想通貨価格に大きな影響を及ぼす規制にスポットライト

G20に脅えた仮想通貨市場?規制動向を踏まえた今後の市場予測

 

関連記事

おすすめの仮想通貨取引所 比較ランキング
  • 高い流動性と高機能なツールが優秀!

    取り扱い通貨
    手数料ビットコインの現物売買手数料無料
    セキュリティー顧客資産の分別管理、コールドウォレットのマルチシグ化
    取引所の
    信頼度
    資本金:約20億円(資本準備金含む)。日本仮想通貨事業者協会理事
  • 日本最大の仮想通貨の情報メディア

    取り扱い通貨
    手数料現物の売買は手数料無料で追証も無し、FXは0.1%
    セキュリティーシステムを複数層に渡って外部から遮断。内部への侵入が実質的に不可能な環境を構築
    取引所の
    信頼度
    資本金:3億8100万円。日本仮想通貨事業者協会理事
  • MT4導入で高機能な取引ツールを提供

    取り扱い通貨
    手数料現物、レバレッジ取引、FX全て無料
    セキュリティー金融商品取引業者と同水準のセキュリティを実現
    取引所の
    信頼度
    資本金:44億3,000万円(資本準備金含む)。
    親会社は上場企業リミックスポイント
  • 大手証券会社の取引所!アプリはクオリティ◎

    取り扱い通貨
    手数料現物、FXの手数料が無料!スプレッドは1200円前後
    セキュリティー預かり資産、仮想通貨の分別管理。ハッキング、内部不正対策を徹底
    取引所の
    信頼度
    資本金:17.58億円(準備金含む)。GMOグループ企業
  • アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    取り扱い通貨
    手数料現物、レバレッジ共に売買手数料が無料。入出金手数料も無料。ビットコインFXのスプレッドは1,900円程度。
    セキュリティー顧客資産(日本円及び仮想通貨)の分別管理し、毎営業日算定・照合。スマホアプリにも2段階認証を実装
    取引所の
    信頼度
    資本金:12億9000万円。FX企業大手のDMMグループ
仮想通貨取引所 比較
  • 1位
    Liquid
    取引できる通貨ペアは業界最多!高い流動性と高機能なツールが優秀。
  • 2位
    bitbank
    50種類を超えるテクニカル分析が可能な高機能な取引ツールを提供
  • 3位
    BITPoint
    トレードに便利な取引所を運営9種類の通貨ペアとMT4の採用
       
ページ上部へ戻る