コンセンサス2018速報—3日目(最終日):最新情報&マーケット情報徹底解説

今週月曜日よりアメリカ・ニューヨークで開催されているコンセンサス2018の最新情報をアップデートいたします。今年のコンセンサス2018では何と言っても大企業が参加するブロックチェーン・プロジェクトのローンチなどの業界を大きく動かす可能性を秘めたニュースが数多くありました。今回は初日(5/14)から最終日(5/16)までの間にあった主要なニュースをお届けした上で、仮想通貨市場の動向を解説いたします。

IBM×Veridium

まずは、コンピューター関連商品大手のIBMがVeridium(ヴェリディウム)と提携し、炭素クレジットのトークン化をするサービスをステラーブロックチェーン上で開始することを発表しました。炭素クレジットは従来その価値を査定することとバランスシートに記録することが困難でしたが、ブロックチェーン技術を駆使することによって交換可能な炭素クレジットトークンを作り、企業カーボンクレジットのオフセットをよりスムーズにすることが可能になります。また、ステラーのパブリックブロックチェーンにクレジットを記録することで、高い透明性を確保し各企業の環境への貢献度を簡単に確認できるようになり、環境改善への期待がされます。

AWS×ConsenSys

ブロックチェーンソフトウェア技術企業のConsenSys(コンセンシス)が、クラウドコンピューティングサービスでアマゾン系列のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)とパートナーシップを組み、エンタープライズブロックチェーンプロジェクトの展開プロセスを「劇的に」単純化させたSaaS(ソフトウェアサービス)、Kaleido(コライド)のローンチを発表しました。

 

コンセンシス社のプレゼンテーションの様子:AWSとのパートナーシップを発表

企業がブロックチェーンを導入するには、その技術を理解することやガバナンスの設定などに障壁が多く、プロジェクトのプログレスとスケーリングに多くの課題があります。コライドはそんなエンタープライズブロックチェーンのノード(参加者)、プロバイダーや認証アルゴリズムを含むプロトコルなどの設定をクリックで簡単に設定することを可能にしていて、今後企業のブロックチェーンの導入率を急速に押し上げることが期待されます。

NOMURA×Ledger×Global Advisors

日本が誇る投資銀行・証券持株会社の野村ホールディングスが、ハードウォレットメイカーで著名なLedger(レッジャー)と英国投資顧問会社のグローバル・アドバイザーズと共同でカストディ業務の提携に向けて動いていることを、レッジャー創業者のエリック・ラーシェベック氏から発表がありました。こちらのプロジェクトは「狛犬」と名付けられていて、ラーシェベック氏は「神聖な場所を守る獅子」だからと理由づけました。

 

レッジャー社のプレゼンテーション:野村ホールディングスとグローバルアドバイザーズとの共同カストディ・プロジェクト、「狛犬」を発表

以上の他にも、CMEがETHの先物取引開始を視野に入れていることを発表したことや、仮想アセットマネジメントプラットフォームのLedgerX(レッジャーX)が米商品先物取引委員会公認のビットコイン預金口座サービスの開設を発表など、ブロックチェーン及び仮想通貨業界にとって大きな発展ともいえる動きがありました。

2017年は技術的な面で様々な模索がされ、特にブロックチェーンは実装が追いついていませんでしたが、2018年は業界が着実に確立期に移行していることが実感されました。

仮想通貨市場は「コンセンサス効果」の恩恵を受けず?

しかし、このような大きな動きがあったにも関わらず、仮想通貨市場の雲行きはコンセンサス2018初日以降下り坂となっております。先日もお伝えした通り、去年のコンセンサス2017の際は開催中に相場が全体的に上がり、今年も同様の動きをするのではと一部で期待されていました。

 

参考記事:「コンセンサス2018開催:初日の仮想通貨市場への影響は?

 

去年は確かにコンセンサス2017開催中に相場が上がり基調になりましたが、カンファレンス終了後に急落しており、それを警戒している投資家がいることが考えられます。また、一部では、大口投資家がビットコインを大量売りしているとも噂されています。

いずれにせよ、今年は去年のような顕著なコンセンサス効果は確認できず、現在はコンセンサス2018開催時の水準まで相場が戻ってきています。

 

 

しかし、コンセンサス2017直後の相場の下落はすぐに回復を見せていて、長期的にみて、5/15の相場急落が売りトレンドへの転換点になるとも言えません。

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